ラゾーナ川崎プラザに入っている映画館１０９シネマズ（いちまるきゅうシネマズ）で映画を見終わった後に遅い夕食です。

板前ごはん音音（おとおと）に入ってみました。

入り口近くのカウンター席の横に日本酒の瓶がずらっと並んでいるので、居酒屋風かな？と思ったら、店内は落ち着いた雰囲気で、女子会やママ会に人気がありそうなお店です。

メニューに「竹の子の刺身」とあったので、あれっ？と思いながら注文してみました。

筍は時間が経つとすぐにエグ味が強くなるので、若い竹の子を採ったその場で調理しないと食べられないはずです。

黄色っぽい色の穂先が添えてあるのは、きっと若い竹の子の新鮮さをアピールしているのでしょう。

食べてみると、瑞々しくて水分たっぷりで、エグ味は全然ありません。

「これは絶対アク抜きをして茹でてあるぞ・・・」　

そういえば、刺身というのは「生」とは限らないという話を以前聞いたことがあるのを思い出しました。

京都にある、たけのこ料理の老舗「うお嘉（うおか）」でも、「うお嘉のたけのこのお刺身は軽くアク抜きしていますので、生ではないです。（刺身は完全に生のものでなく、一旦加熱した状態で冷たくして切り身したものを刺身ともいう。刺身こんにゃくがいい例。）」と言っています。

なるほど・・・・・

「竹の子の刺身」は税抜８８０円です。

「本日のお任せお造り五種盛り合わせ」

税抜１０００円と安いんですが、小さく「１貫ずつになります」と書いてある。

せめて２切れずつは欲しいので、２人前の注文です。そうすると、税抜２０００円になってしまいます。

「生ハムと柑橘のサラダ」　税抜９８０円。

お好みでチーズをかけてくれます。苺って柑橘類？と思ったのですが、野菜によく合っていて美味しい。野菜も新鮮です。

「鹿児島県産　黒豚肩ロースの岩塩炭火焼」　税抜１１５０円。

味噌かワサビを付けていただきます。

チェーン店ですが、新鮮な素材で味も美味しく、価格も、安くも無く高くも無くという感じです。

ショッピングモールの中に有る為、トイレが店外にあります。