国立新美術館で「草間彌生 わが永遠の魂」展が開催されています。
これは、「
ミュシャ展」と共に、国立新美術館開館10周年を記念して開催されている美術展です。
本展では、世界を舞台に活躍する前衛芸術家、草間彌生(1929年〜)さんが2009年から精力的に取り組んでいる大型の絵画シリーズ「わが永遠の魂」のうち日本初公開作品約130点を中心に、初期から現在に至る創作活動の全貌を、約270点の作品によって総合的に紹介しています。
国立新美術館に入るとまず目に入るのが「木に登った水玉 2017」という作品。
美術館の敷地に足を踏み入れた瞬間から、草間彌生ワールドが広がります。
展覧会入口に掲げられた草間彌生さんの写真です。
会場に入ると、50メートルプールほどもある大展示室の、高さ5メートルの壁面を埋め尽くす絵画群に圧倒されます。2009年から取り組む連作「わが永遠の魂」約130点が並びます。
草間彌生さんは今でもこのシリーズを描き続けています。
「真夜中に咲く花」「明日咲く花」(2016年)などのミクストメディアも展示されています。
真っ白な部屋の中に来館者が水玉のシールを貼る参加型アート「オブリタレーションルーム」へは「草間彌生展」の入場券を見せると参加できます。
既に室内は水玉でいっぱいになっていて、本来の白い部分は殆ど見えなくなっています。
屋外展示されている「南瓜」(2007年)の前では記念撮影をする人が後を絶ちません。
高さ4.5m、幅5mの巨大水玉カボチャです。
草間彌生さん88歳の誕生日、3月22日には来場者にHAPPY BIRTHDAYカードが配られました。
音声ガイド(税込み550円、約35分)はおススメです。
草間彌生さん本人が創作にかける想いや制作秘話を語ります。自作詩の朗読や歌声も聴くことが出来る豪華版です。
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