上野東照宮ぼたん苑で1月1日から冬牡丹の公開が始まりました。
牡丹には二期咲き(早春と初冬)の性質を持つ品種があり、このうち冬咲きのものが寒牡丹と呼ばれています。 寒牡丹の花は自然環境に大きく左右され、着花率が低く、二割以下といわれています。
そこで、花の少ない冬にお正月の縁起花として抑制栽培の技術を駆使して冬に開花させたものが冬牡丹です。
上野東照宮ぼたん苑では、約200株の冬牡丹の他に大切に育てられた寒牡丹も見ることが出来ます。
黄冠(おうかん)
八千代椿(やちよつばき)
連鶴(れんかく)
太陽(たいよう)
ハイヌーン
聖代(せいだい)
八重桜(やえざくら)
苑内には多くの葉牡丹も植えられ、華やかな牡丹の花の周りで華を添えています。
水仙など、冬に咲く花が所々で咲いています。
「篝火花(かがりびばな)」という表現、素敵ですね。
英名で「 Cyclamen 」ですが、和名でも「シクラメン」という名が定着してしまったようです。
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