昨日2020年3月14日、JR東日本の「高輪ゲートウェイ駅」が開業しました。
この駅は、JR山手線と京浜東北線の品川―田町間に新設された駅で、山手線では1971年の西日暮里駅以来49年ぶり、30番目の駅になります。
駅舎のデザインは、新国立競技場を手がけた建築家の隈研吾氏が担当しました。
高さ約30メートルの3階建てで、折り紙をモチーフにした長さ約110メートルの大屋根が特徴的です。
現在は改札口は西側にしかなく、改札前の広場はイベントスペースになっています。
14日に予定していた開業式典も中止になっています。
駅の東側(海側)は車両基地になっていますが西側は開発中で、周辺に商業施設やホテル、オフィスビルなどを建設して2024年の「街びらき」を目指しています。JR東日本は、同年には1日の利用者が12万3千人程度になると予測しています。
輝かしい未来を暗示するかのように太陽が煌めいていました。
隈研吾氏の特徴でもある木材を多く使った駅舎は、随所で「和」を感じさせるデザインになっています。「高輪ゲートウェイ」の看板の書体も「和」を意識して明朝体にしたということです。
自動券売機の上も木材で覆われていました。 木材は、福島県や宮城県産を主に東北地方の杉の木が使われています。
改札口の「高輪ゲートウェイ」の文字も明朝体になっています。 通常、駅の看板ではゴシック体風のフォントが使われます。
一部で最新鋭の自動改札機も試験的に置かれています。車いすを利用している人も利用しやすい、ICカードの タッチ部分の形状を工夫した自動改札機を試行導入し、QR コードによる改札機利用のモニター評価実験も行う予定です。
水色の丸い部分がICカードのタッチ部分で、緑色でなだらかな斜面になった部分にQR コードの読み取り機が隠れています。
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