パウル・クレー(Paul KLEE)アーティゾン美術館
2020-07-30


建て替えのため5年近く休館していた「旧 ブリヂストン美術館」が、今年1月に「アーティゾン美術館」として装いも新たにオープンしました。
アーティゾン美術館ではパウル・クレーの作品を3点所蔵していましたが、昨年新たに24点の作品をまとめて所蔵しています。

所蔵品に新たに加わったパウル・クレー作品を一挙に紹介する「新収蔵作品特別展示:パウル・クレー」展が開催されています。
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これら24点はクレーか〓分離派展や青騎士ク〓ルーフ〓への参加を通し〓て頭角を現わし始めた1910年代に 始まり、造形教育学校ハ〓ウハウスて〓教鞭を執っていた1920年代を経て、晩年にあたる1930年代まて〓、その 画業の大半を網羅した、規模、質ともに国際的にも有数といえるクレー・コレクションです。

パウル・クレー(Paul Klee,  1879 - 1940)はスイス生まれの画家で、美術理論家でもあります。
クレーの美術理論はドイツの総合造形学校バウハウスやデュッセルドルフ美術学校で講義され、書物としても発行されています。
ミュンヘンを拠点に、分離派展や芸術家ク〓 ルーフ〓「青騎士」の活動に参加し、ヴァシリー・カンディンス キーやフランツ・マルクらと交流するも、その作風は表現主義、超現実主義などのいずれにも属さない、独特のものとなっています。

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《小さな抽象的-建築的油彩(黄色と青色の球形のある) Small,Abstract-Architectural Oil Painting 〈with Yellow and Blue Sphere〉 》 1915年 油彩・厚紙

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《谷間の花 Flower in a Valley 》 1938年 油彩・板に貼られた綿布

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《庭の幻影 Vision of a Garden 》 1925年 油彩・木枠に貼られた厚紙

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《少女 - 振動 Girls Quaking 》 1923年 水彩、インク・厚紙に貼られた紙

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《羊飼い The Shepherd 》 1929年 油彩・合板に貼られたカンヴァス

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《踏切警手の庭 Garden of the Level-Crossing Attendant 》 1934年 パステル・紙に貼られたダマスク織ノ布

以前からの所蔵品も1点展示されていました。
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《島 Island 》 1932年 油彩、砂を混ぜた石膏・板


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