3万匹の金魚が泳ぐ「アートアクアリウム美術館」
2020-09-11


2007年に「スカイアクアリウム」としてスタートし、2011年から「アートアクアリウム」へと進化して累計1,000万人の目を楽しませてきた「アートアクアリウム」は、これまで国内では北海道、長野県、石川県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県、広島県、熊本県、福岡県、沖縄県、海外では2015年にイタリア・ミラノ、2018年に中国・上海といった各地で計37回展覧会を開催してきました。
2011年から毎年開催されている日本橋(東京)では夏の風物詩となっていて、毎年鑑賞者の長蛇の列が見られました。
その「アートアクアリウム」の常設展示型美術館が「アートアクアリウム美術館」として、8月28日に日本橋(東京)に開館しました。
夏季限定で開催していた従来の会場と比較すると約3倍の広さを誇り、会場内には3万匹超の金魚が泳ぎます。金魚の幻想的なアートを過去最大の展示規模で楽しむことができます。

普段は見る機会の少ない貴重な金魚から、お祭りなどでみる馴染みのある金魚まで、様々な種類の金魚が一同に集結しています。
金魚は、フナの突然変異を人為的に選択し、観賞用に交配を重ねた結果生まれた観賞魚です。
日本では江戸時代に大々的に養殖が始まり、庶民の愛玩動物として愛されてきました。


入館前に建物の裏側(会場出口側)に回ってみると、金魚をデザインしたかわいい車が置いてあります。
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車体には金魚の写真と、写真家「篠山紀信」さんのサインが!
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この車は、篠山紀信の撮影した金魚の写真をあしらった、メルセデス・ベンツの「smart」というマイクロコンパクトカーで、2013年に「アートアクアリウム2013」会場で展示され、その後「週刊ビッグコミックスピリッツ」の読者プレゼントとして1名に提供された車です。
その車が何故ここに?・・・・・  帰る時にはいなくなっていました。


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SNSなどでは、金魚の展示方法や飼育状態などで批判も出ていますが、古くから金魚は金魚鉢などの中で観賞用に飼育されてきたものです。金魚にとって何が幸せかは、私には分かりません。
それにしても「3密」じゃない?・・・・という水槽もたしかにありますが、水は常に循環されていて、泡もたくさん出ているので、酸素不足になるようなことは無いと思います。

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