月のクレーター ティコ (Tycho)
2020-10-02


昨日は中秋の名月でした。

月の写真を見ると、放射状の光の筋を放つクレーターがいつも目につきます。(黒い矢印)
禺画像]
これは月面の南部に位置するクレーターで、名前は「ティコ (Tycho)」といいます。 デンマークの天文学者 ティコ・ブラーエ(1546〜1601) にちなんで命名されました。

ティコは月の数あるクレーターの中でも非常に大きく、直径が85キロメートルもあります。
周囲は大小さまざまなクレーターで覆われ、古いクレーターに新しいクレーターが重なっているところもあります。また、周りにはいくつかの小さな2次的クレーターができています。
内部は高いアルベド(反射能=天体の外部からの入射光に対する、反射光の比)を持ち、太陽の光が当たると明るく輝いて、1500キロにも及ぶ光条(放射状の光の筋)を放ちます。


月のウサギさんはいつ見てもお餅をついていて、私たちの心を和ませてくれます。
[今日のつぶやき]

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