2021年3月から改修工事のため長期休館する「横浜美術館」で、休館前最後のコレクション展となる「横浜美術館コレクション展『ヨコハマ・ポリフォニー:1910年代から60年代の横浜と美術』」が開催されています。
「ポリフォニー」とは、独立した複数の旋律とリズムの声部から成る「多声音楽」 を意味する音楽用語であまりなじみが無いのですが、小学校で習った(?)「かえるの合唱」や「静かな湖畔」などはポリフォニーのごく簡単な一形態としてとらえてもいいと思います。
この展覧会では、横浜美術協会が設立した1910年代から60年代までを横浜における美術を取り巻く制度の胎動期として着目し、この間に繰り広げられた表現や美術にまつわる出来事を紹介しています。
本展では、10章構成で横浜とゆかりある作家たちを中心に光をあて、彼らの証言や表現、関係の深い作家による創作の連なりを約150点の所蔵品により追うことで、横浜の地をひとつの手がかりに、およそ60年の美術を複眼的に捉えることを試みています。
序章 憧れの西洋美術
Introduction Admiration for Western Art
第 1 章 横浜美術協会創設前後―川村信雄とその周辺
§ 1 The Formation of Yokohama Bijutsu Kyokai: Kawamura Nobuo and His Circle
第 2 章 フランスへの旅立ち
§ 2 Departing for France
藤田 嗣治 《腕を上げた裸婦》 1923年 油彩、カンヴァス 80.6×44.8�p
展示風景 長谷川 潔 《風(イェーツの詩に寄す)》 など
佐伯 祐三 《滞船》 1926年頃 油彩、カンヴァス 53.0×65.0�p
第 3 章 関東大震災からの復興
§ 3 Recovery from the Great Kanto Earthquake of 1923
片岡 球子 《緑蔭》 1939年 紙本著色、額 194.0×286.0cm
第 4 章 新版画の興隆―鏑木清方から石渡江逸まで
§ 4 The Rise of Shin-Hanga Prints: From Kaburaki Kiyokata to Ishiwata Koitsu
展示風景 鏑木 清方 《文芸倶楽部 口絵》 1908〜1912年 多色木版
石渡 江逸 《横浜萬国橋》 1931年 多色木版 36.5×24.2�p
第 5 章 横浜懐古―川上澄生の世界
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