ポーラ美術館コレクション展 甘美なるフランス
2021-10-02


渋谷にある Bunkamuraザ・ミュージアムで、「ポーラ美術館コレクション展 甘美なるフランス」が開催されています。
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隣接する東急百貨店本店のショーケースに展覧会グッズなどがたくさん展示されていました。
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上は、マティスの《襟巻の女》をテーマにしています。小粋な帽子が襟巻と共にファッショナブルな味わいを加えています。
下は、ルノワールの《レースの帽子の少女》をテーマにしたコーナーです。
どちらの作品も、女性像を通して「甘美なるフランス」を最大限に実感させてくれる作品です。
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富士箱根伊豆国立公園に位置する、印象派絵画のコレクションでは日本最大級を誇る「ポーラ美術館」。
本展は、西洋絵画を中心に約1万点にも及ぶ収蔵点数を誇る同館の収蔵品から厳選した、絵画74点にアール・ヌーヴォーとアール・デコの化粧道具12件を加え、時代や様式を超えて受け継がれる「甘美なるフランス」の美意識を堪能させる展覧会となっています。
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「甘美なるフランス(La Douce France)」という言葉は、美しく、穏やかで、稔り豊かなフランスとその文化を賛美するため、古くから象徴的に使われてきた表現です。

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本展は、
第1章 都市と自然 ―モネ、ルノワールと印象派
第2章 日常の輝き ―セザンヌ、ゴッホとポスト印象派
第3章 新しさを求めて ―マティス、ピカソと20世紀の画家たち
第4章 芸術の都 ―ユトリロ、シャガールとエコール・ド・パリ
と、4つの章で構成されています。

コロー、モネ、ルノワール、ピサロ、シスレー、セザンヌ、ゴーガン、ゴッホ、ボナール、マティス、ブラック、ピカソ、ユトリロ、モディリアーニ、マリー・ローランサン、ドンゲン、シャガールなど、印象派からエコール・ド・パリの時代にフランスで活躍した人気画家の絵画がずらりと並び、エミール・ガレ、ルネ・ラリックが手掛けた香水瓶や、紫エナメルの手鏡、緑色ガラスの化粧セットといった工芸品が甘美なるフランスを体現させます。

公式図録にも「甘美なるフランス」の雰囲気が漂います。 
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税込2,400円です。

今回の展覧会は展示作品全てが「ポーラ美術館」の収蔵品です。
ポーラ美術館2022年カレンダーを販売していました。12ヶ月全部ポーラ美術館が所蔵するモネの作品です。
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