メタセコイアの紅葉が見頃です
2021-12-02


生田緑地のメタセコイアの紅葉が見頃になってきました。
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メタセコイア (学名:Metasequoia glyptostroboides)は、マツ目、ヒノキ科、メタセコイア属の落葉樹です。 樹高は25〜30mにもなり、真っ直ぐに伸びています。
下の写真、下部中央あたりに人がいるのですが、小さすぎて判別できないくらいです。
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1939年に日本の関西地方の第三紀層(6430万年前から260万年前位の地質)で、常緑種のセコイアに似た落葉種の植物遺体(化石の1種)が発見されました。
1941年にメタセコイヤ(メタは変化を意味する接頭辞)と名付けられ学会に発表されましたが、化石としての存在しか確認されず、絶滅した種と考えられていました。

その後、中国四川省磨刀渓村(現在は湖北省利川市)で「水杉(スイサン)」と呼ばれていた植物がメタセコイアであることが判明。1948年に四川省からアメリカへ持ち出された苗が育成されています。

1949年に日本政府と皇室がそれぞれメタセコイアの挿し木と種子を譲り受け、全国各地の公園、並木道、校庭などに植えられています。
1950年にはアメリカから苗木100本が贈られ、挿木でどんどん増やされて今では植物園や公園など、いたる所で見られるようになりました。

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葉は線のように細長く、長さは3cm程度、幅は1〜2mmで、羽状に対生しています。
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