今日、東京都で桜の開花が発表されました。
平年より4日早く、昨年より6日遅い開花です。 満開になるのは26日頃だということです。
東京の満開より一足早く、東京・六本木の国立新美術館で、満開の桜が来館者の目を楽しませています。
国立新美術館では今、イギリスの現代美術家ダミアン・ハーストの日本初となる大規模個展「ダミアン・ハースト 桜」を開催中です。
この展覧会は、2021年7月から2022年1月までパリのカルティエ財団現代美術館で開催され、日本に巡回してきました。
本展では、107点から成る《桜》のシリーズから、作家自身が選んだ24点の大型絵画が展示されています。
チラシとチケットの半券です。いつもは日時指定のオンラインチケットを購入するので半券が無いのですが、今回は近くに行ったときに《桜》の看板に誘われて窓口購入で入館したので、半券が手に入りました。
会場入口です。
展示風景。
満開の桜が360度鑑賞者を取り囲みます。
全面が鮮やかな色で覆われた巨大なキャンバスが並び、鑑賞者は具象と抽象の境界を揺れ動く広大な花の風景を楽しむことができます。
ダミアン・ハースト 《生命の桜 SAKURA LIFE BLOSSOM》 2019年 三連画 各305×224cm 個人蔵
ダミアン・ハースト 《真実の桜 TRUTH'S BLOSSOM 》 2018年 274×183cm 個人蔵
《桜》の制作風景をとらえた映像を見ると、巨大なキャンバスに繊細な点描画のように描いたり、一定の距離から大きな絵筆を使って絵具をキャンバスに投げつけたりと、計算された描写と偶然生まれた表現が混合して、迫力と繊細さを生み出しています。 (下の2枚は作品の一部分)
展示風景
ダミアン・ハースト 《この桜より大きな愛はない GREATER LOVE HAS NO-ONE THAN THIS BLOSSOM 》 2019年 549×732cm 個人蔵
「
セコメントをする