リニューアル工事が完了し、企画展の「国立西洋美術館リニューアルオープン記念 自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」を
開催中の国立西洋美術館。
2016年に「ル・コルビュジエの建築作品 -近代建築運動への顕著な貢献-」として本館が世界文化遺産に登録されました。
上の写真は門の外から撮影、下の写真は門の中に入って撮影しています。
前庭はリニューアル工事によって、ル・コルビュジエによる初期の構想に近くなり、すっきりとしています。
開館中なら無料で自由に入ることができます。前庭にロダンなどの彫刻作品が展示されているので、中・高校生のグループが多く訪れます。
前庭は無料なので、近くに行く機会があったらちょっと立ち寄ってみてください。
特に、正門を入って右側にあるロダンの作品 《地獄の門》 は、高さが5.4メートルもあり圧倒されます。
本館建物に向かって左側から見ていきます。
ロダンの《考える人》は、ロダンの良き協力者であったアンリ・ルボセの手によって、原型に基づいて拡大されたものです。
オーギュスト・ロダン 《考える人(拡大作)》 制作年;1881-82年(原型)、1902-03年(拡大)、1926年(鋳造) ブロンズ 186 x 102 x 144cm
オーギュスト・ロダン 《カレーの市民》 1884-88年(原型)、1953年(鋳造) ブロンズ 180 x 230 x 220cm
エミール〓アントワーヌ・ブールデル モントーバン 《弓をひくヘラクレス》 1909年(原型) ブロンズ 250 x 240 x 90cm
ロダンの《地獄の門》です。
この巨大モニュメントはロダンの生前にブロンズに鋳造されることはなく、1920年代になってようやく鋳造が実現しました。現在、静岡県立美術館など世界に七つのブロンズ像が展示されています。
オーギュスト・ロダン 《地獄の門》 1880-90年頃 /1917年(原型)、1930-33年(鋳造) ブロンズ 540 x 390 x 100cm
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