「パリ・オペラ座〓響き合う芸術の殿堂」アーティゾン美術館
2023-01-07


東京・日本橋にあるアーティゾン美術館で、「パリ・オペラ座 〓 響き合う芸術の殿堂」展が開催されています。
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パリ・オペラ座は、バレエやオペラの輝かしい殿堂としてよく知られた劇場です。建築家シャルル・ガルニエの設計により1875年に完成した「ガルニエ宮」を、人々は「パリ・オペラ座」と呼んできました。
オペラ・バスティーユ(Opera Bastille)が新たに完成した1989年までは、オペラ公演の中心的存在でした。
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本展では、パリ・オペラ座の歴史を17世紀から現在までたどりつつ、さまざまな芸術分野との関連性を示すことで、その魅力を「総合芸術」的な観点から浮き彫りにします。
ドガやマネの名作絵画を筆頭に、彫刻、舞台美術、衣装、楽譜に至るまで、フランス国立図書館をはじめとする国内外から集められた約250点の作品により、芸術的、文化的、社会的な視野からパリ・オペラ座の多面的な魅力を紹介しています。
パリに行かなくても豪華絢爛なパリ・オペラ座を肌で感じられる、そんな展覧会です。
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アルフォンス・ミュシャ 《『夢(ル・レーヴ)』の衣装デザイン(ヒロインのダイタ役に マウリ)》 1894年 リトグラフ、手彩色 30.2×22.2cm 兵庫県立芸術文化センター  薄井憲二バレエ・コレクション

展示風景
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エドガー・ドガ 《舞台袖の3人の踊り子》 1880〓1885 年頃 油彩・カンヴァス 54.6×64.8cm 国立西洋美術館蔵

展示風景
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エドガー・ドガ 《右足で立ち、右手を地面にのばしたアラベスク》 1882〓1895年 ブロンズ H. 27.5cm 石橋財団アーティゾン美術館蔵

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エドゥアール・マネ 《オペラ座の仮面舞踏会》 1873年 油彩・カンヴァス 59.1×72.5cm ワシントン、ナショナル・ギャラリー蔵

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藤田嗣治 《オペラ座の夢(『魅せられたる河』より)》 1951年刊行 エッチング、カラーエッチング 31.3×41.5cm 石橋財団アーティゾン美術館蔵


公式図録はA4変形サイズ、本文372ページという分厚い本で、本展出品作品の図版に加え、作品解説、論考等も掲載しています。これを読み切るのは大変です。
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