潮田登久子 写真展 永遠のレッスン
2023-02-11


横浜市民ギャラリーあざみ野では年に1回、写真に関連する展覧会「あざみ野フォト・アニュアル」を開催しています。
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今回は、収蔵するカメラや写真、関連資料を紹介する「横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展 写真をめぐる距離」と同時に、企画展「潮田登久子 写真展 永遠のレッスン」が開催されています。
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潮田登久子(うしおだとくこ 1940年 - )は、1975年にフリーランスの写真家として活動を始めて以降、静物を中心に端正なモノクロ写真を撮り続けてきました。

本展では、およそ45年ぶりに公開される初期作品「街へ」から最新作まで、約130点で写真家潮田登久子の足跡を追っています。


《街へ》 1964-1979年頃
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桑沢デザイン研究所在学中に課題として、渋谷、銀座、上野、浅草、新宿などで人物の撮影を始めました。
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《冷蔵庫》 1981-2003年頃
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自分の生活を記録に留めておこうと室内の物を撮っていた潮田は、人の生活を映し出す冷蔵庫に関心を持ち、このシリーズが始まりました。冷蔵庫の外観と、扉を開けた「中身」がずらっと並びます。
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《本の景色》 1995年-現在
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みすず書房旧社屋に取り残された一冊の本をきっかけに、オブジェとしての本のたたずまいを撮り続けています。

《マイハズバンド》 1978-1985年頃
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長女が生まれた1978年頃から小学校に入学するまでのおよそ6年間、豪徳寺の自宅での生活を記録しています。
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当時撮影に使用していたカメラ、ゼンザブロニカや35ミリ一眼レフ、三脚、フィルム、暗室用品なども展示されています。
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その他、「《先生のアトリエ》 2005年-2006年頃」や、「《みすず書房旧社屋》 1995年-1996年」など、約130点が展示されています。

入場無料ですが、入口でB5判34ページのパンフレットをいただけます(無料)。このパンフレットは、展覧会公式サイト「関連資料」から閲覧することができます。(PDF)

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