アメリカ海軍の音響測定艦3隻
2023-05-10


横浜港には「横浜ノース・ドック」という米軍の接収地があります。 横浜港の瑞穂ふ頭にあり、在日アメリカ陸軍及び海軍の港湾施設となっています。
連合国に接収されていた敗戦当時からの名称である「ノースピア (North Pier)」と呼ばれることも多く、今でも完全返還はされていません。
横浜ノース・ドックには、いつも多くのアメリカ陸軍・海軍所属の補助艦などが着岸しています。

アメリカ海軍の軍事海上輸送司令部に属する音響測定艦が3隻停泊していました。

「T-AGOS-19 ヴィクトリアス(USNS Victorious)」です。
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音響測定艦は武装はほとんど施されていませんが、水上艦用曳航ソナー・システムなどを搭載し、潜水艦の探知を行います。
排水量は3,100トン(軽荷)、3,384トン(全備)で、全長235ft(72m)、全幅94ft(29m)です。1991年8月から運用されています。
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音響測定艦は、作業甲板を広く取れ静粛性と安定性も確保できる、双胴船型を採用しています。
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「T-AGOS-20 エイブル(USNS Able)」です。
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全長72m、全幅29mと、ヴィクトリアスと同型で、下のインペッカブルより少し小さめになります。エイブルは、1992年7月から運用されています。

「T-AGOS-23 インペッカブル(USNS Impeccable)」です。
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排水量は5,368トン、全長:85.8m、全幅:29.2mで、2011年3月から運用されています。
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音響測定艦の艦種記号は、アメリカ海軍ではT-AGOS(Auxiliary General Ocean Surveillance Ship)です。日本の海上自衛隊ではAOS(Auxiliary Ocean Surveillance Ship)になります。



最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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