モネの部屋@国立西洋美術館
2023-05-14


国立西洋美術館は、本館が「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」の構成資産として世界文化遺産に登録されたことで話題になった美術館です。国重要文化財にも指定されています。
禺画像]

印象派などの19世紀から20世紀前半の絵画・彫刻を中心とする松方コレクションを軸として、中世末期・ルネサンス期以降、20世紀初頭までの西洋絵画・彫刻作品など、幅広い年代の美術品を常設展示しています。なかでも西洋の18世紀以前の画家たちの作品を見ることができる美術館として、日本有数の存在となっています。
印象派から20世紀前半くらいまでの日本人好みの作品が充実していて、印象派以前の宗教画やロココ美術などの美しい絵画と合わせて観ると、とても癒されます。

常設展だけなら一般500円/大学生250円で観覧出来、高校生以下と65歳以上は無料になります。(その他にも障がい者手帳をお持ちの方など、無料対象があります)
私は「65歳以上無料」で入れて、無料の人は日時指定の予約も必要ないので、上野に行った帰りがけに時間があるとふらっと立ち寄っています。

常設展だけでも12の展示室と屋外展示があって、全部を見ると2時間以上かかってしまうので、いくつかの部屋をメインにして、他の部屋はさらっと流していきます。

今回は、モネの作品を集めて展示した部屋があるので、そこを中心に観ていきました。

展示風景
手前(右)の作品は、クロード・モネ 《舟遊び》 1887年 油彩、カンヴァス 145.5 x 133.5cm 松方コレクション
禺画像]
ジヴェルニーに住むモネはこの地で、自宅近くを流れるセーヌ川の支流エプト川で舟遊びを楽しむ家族の情景を何度も描いています。。舟遊びは当時人気の休日の娯楽でした。


クロード・モネ 《陽を浴びるポプラ並木》 1891年 油彩、カンヴァス 93 x 73.5cm 松方コレクション
禺画像]
ジヴェルニーにほど近いエプト川左岸のポプラ並木はモネを魅了し、1891年の春から夏にかけて幾度もその姿を画布に描いています。


クロード・モネ 《雪のアルジャントゥイユ》 1875年 油彩、カンヴァス 55.5 x 65cm 松方コレクション
禺画像]
セーヌ河沿いの町アルジャントゥイユは、日曜ともなればボート遊びの行楽客が集う典型的なパリの近郊都市でした。モネは1871年から78年まで、この地に滞在していました。


クロード・モネ 《睡蓮》 1916年 油彩、カンヴァス 200.5 x 201cm 松方コレクション
の手前に
オーギュスト・ロダン 《化粧するヴィーナス》 1890年頃 ブロンズ 47 x 27 x 21cm 松方コレクション
が展示されています。
禺画像]

続きを読む

[美術館/展覧会/公演]
[上野]
[今日のつぶやき]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット