昭和記念公園のカンヒザクラ(寒緋桜)
2024-03-22


国営昭和記念公園を流れる残堀川沿いの「もみじ橋」近くでカンヒザクラが咲いていました。
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カンヒザクラ(寒緋桜)は、バラ目、バラ科、サクラ属の野生種のサクラです。
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中国語で「鐘花櫻花」と呼ばれるように、一重咲きで釣り鐘状の花が、下向きに閉じたような半開きの形で咲きます。開花しても花弁が開ききる事はありません。
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花色は濃い紫紅色をしており、東京での開花は3月中旬頃になります。今がちょうど見頃になっています。
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日本の代表的な「サクラ」であるソメイヨシノの分布域の南限が鹿児島県であるため、沖縄県でサクラや花見と言えばこのカンヒザクラを指すといいます。
実際に、沖縄県や鹿児島県奄美地方でのサクラの開花予想や開花宣言の「標本木」には、ソメイヨシノではなくカンヒザクラが用いられています。
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カンヒザクラ(寒緋桜)と、ヒカンザクラ(緋寒桜)は同じものです。ヒカンザクラだと違う品種のヒガンザクラ(彼岸桜)と間違えやすいので、多くがカンヒザクラと呼ぶようになったといいます。
ヒカンザクラじゃ、悲観桜みたいでかわいそうですよね。うなだれてるし・・・



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