横浜港に停泊する米海軍の音響測定艦5隻
2025-05-18


横浜ノース・ドックに停泊する米海軍の音響測定艦です。

横浜ノース・ドックは横浜港の瑞穂ふ頭にある港湾施設で、広さは約52万3千平方メートル。 関東圏にある在日米軍基地の補給拠点になっています。
横浜の中心地、横浜駅のすぐ近くにあり、横浜市を代表する観光地みなとみらい21エリアと向き合う場所にあります。
連合国に接収されていた敗戦当時からの名称である「ノース・ピア (North Pier)」と呼ばれることも多く、戦後80年を迎える現在でも完全返還はされていません。


ヴィクトリアス級音響測定艦(Victorious-class ocean surveillance ship)は、アメリカ海軍の音響測定艦(T-AGOS)の艦級で、同型艦は4隻あります。

1番艦の「ヴィクトリアス( USNS Victorious, T-AGOS-19 )」です。ヴィクトリアス級音響測定艦のネームシップになります。
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音響測定艦は武装はほとんど施されていませんが、水上艦用曳航ソナー・システムなどを搭載し、潜水艦の探知を行います。 
排水量は3,100トン(軽荷)、3,384トン(全備)で、全長235ft(72m)、全幅94ft(29m)です。
ヴィクトリアスは、1991年8月から運用されています。

2番艦の「エイブル(USNS Able, T-AGOS-20)」です。
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全長72m、全幅29mと、ヴィクトリアスと同型で、1992年7月から運用されています。

3番館のエフェクティブ(USNS Effective, T-AGOS-21)です。
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こちらも同型で、1993年1月から運用されています。

4番艦のロイヤル( USNS Loyal, T-AGOS-22)です。
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1992年9月に進水した後1993年7月に海軍に引き渡され、軍事海上輸送司令部(MSC)に配属されました。こちらも同型になります。

「インペッカブル (USNS Impeccable, T-AGOS-23)」です。
インペッカブルもアメリカ海軍の音響測定艦ですが、同型艦はありません。ヴィクトリアス級よりも少し大型になります。
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排水量は5,368トン、全長:85.8m、全幅:29.2mで、2011年3月から運用されています。

これらの音響測定艦は、作業甲板を広く取れ静粛性と安定性も確保できる、双胴船型を採用しています。



最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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