花期は5〜6月です。新緑が輝く枝先いっぱいに、白い花が鈴のように下を向いて咲く美しさから、「森のシャンデリア」とも呼ばれています。
エゴノキはツツジ目、エゴノキ科、エゴノキ属の落葉小高木で、成長は早く樹高は7〜8メートル、大きなものでは15メートルにもなるといいます。樹高の割に幹は太くならず、枝も細めでジグザグに屈曲しながら伸びていきます。
花弁の中心には黄色く目立つ雄蕊(おしべ)が10本前後あり、中心に雌蕊(めしべ)が1本あります。
秋に実る果実を口に入れると、喉や舌を刺激してえぐい(えごい)ことから、「エゴノキ」の名が付いたといわれています。果皮にはエゴサポニンという有毒物質が含まれていて、誤食すると胃や喉の粘膜がやられて吐血するおそれがあるということです。
自分中心の考え方や欲求を最優先に考える心のあり方を指して「エゴ」と言うそうです。「エゴ」の大木、トランプ大統領はこんなに美しくありませんが。
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