青山通り(国道246号)を歩いていたら、広いフロアを持つおしゃれなカフェがありました。
禺画像]店内にはスポーツカーが展示されています。えっ、カフェじゃない?
ここは「MAZDA TRANS AOYAMA(マツダ トランス アオヤマ)」という、自動車メーカー「MAZDA」のブランド体感施設です。
広島県の世界遺産がある島「宮島」発祥の、スペシャルティコーヒーの自家焙煎を行う専門店「伊都岐珈琲(イツキカフェ)」とマツダがコラボし、この場所での出会いをきっかけにつながりが生まれ、深まり、広がっていく、そんな空間を目指しているということです。
自動車にはこだわらず各種イベント・展示が開催されるということですが、基本的にはカフェと思っても間違いではないようです。1階で購入したものは、1階と2階のゆったりした空間で飲食することが出来ます。
この日は通りすがりで時間が無かったので、飲食は後日楽しむとして、展示されている「コスモスポーツ試作車(COSMO SPORT PROTOTYPE)」を見てきました。懐かしいし、かっこいい。
このコスモスポーツは発売前年の1966年に製作されたプロトタイプで、北海道から九州までのマツダディーラーに47台の試作車を配車し、大規模な社外委託実験が行われた内の1台です。
この車は、兵庫県のディーラーに配車され、六甲や名神道で実走テストを行った車だということです。
ロータリーエンジンをイメージした「m」のエンブレムが付けられています。
コスモスポーツは、初のロータリーエンジン搭載車として、1967年に発売されました。
運転席を覗いてみました。ガラスの反射で見にくいですね。
後部から見てみました。テールランプがバンパーで上下に分割されている、斬新なデザインです。
1967年5月30日に発売された市販車の総排気量は491cc×2、最高出力110PS、最高速度185km/h、0-400m加速16.3秒という当時としては驚異的なスペックと、小型高出力というロータリーエンジンの長所を余すところなく具現化した、低く流れるようなスタイリングが人気を博しました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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