ニットを着たママン@六本木ヒルズ
2018-05-01


六本木ヒルズの66プラザに展示されている、ルイーズ・ブルジョワ(1911年12月25日〓2010年5月31日)作 『ママン(MAMAN)』。巨大な蜘蛛のオブジェです。
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ブロンズ、ステンレス、大理石で作られていて、足を置く直径は約9m、高さは10m23pもあります。
ちょっと不気味な感じもしますが、「世界中から人が集まり、新たな情報を紡ぐ場の象徴」として六本木ヒルズの玄関口に展示され、人々の待ち合わせ場所としても利用されています。
「蜘蛛の所でねっ。」って、目立つのですぐに分かります。

その『ママン』がニットを纏ってすっかり可愛くなっていました。
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これは、マグダ・セイエグによるニットを使ったインスタレーションです。
テキスタイルアーティスト、マグダ・セイエグは、街にある無機質なものに毛糸の編み物を被せ、都市の風景を変容させるというアートプロジェクトを行っており、今回がアジアで初めての展示となります。
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ルイーズ・ブルジョワ自身の母親への憧憬が込められているという『ママン』のお腹の中には20個の大理石の卵が入っています。
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このインスタレーションは、2003年(平成15年)4月25日に開業した六本木ヒルズが15周年になるのを記念して、4月25日から5月27日(日)まで開催されています。
『ママン』と66プラザを囲む柱が毛糸の編み物で覆われ、66プラザの光景が一変しました。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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