六本木ヒルズ・森美術館15周年記念として、森タワー53階の森美術館で「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」が開催されています。
日本は、明治維新からの150年間、大いなる建築の実験場でした。幾多の実践のなかで、日本の成熟した木造文化はいかに進化したのでしょうか。西洋は日本の建築にどのような魅力を見いだし、日本建築はそれにどう向き合ったのでしょうか。
本展では、古くは縄文時代の住居から、現在進行中のものや未来の計画案を含む最新の現代建築まで100プロジェクトを、総数400点を超える展示資料で紹介しています。
本展は、日本の建築を読み解く鍵と考えられる特質から、以下の9つの章で構成されています。
1. 可能性としての木造
2. 超越する美学
3. 安らかなる屋根
4. 建築としての工芸
5. 連なる空間
6. 開かれた折衷
7. 集まって生きる形
8. 発見された日本
9. 共生する自然
北川原温《ミラノ国際博覧会2015日本館 木組インフィニティ》
「ミラノ国際博覧会2015日本館」のために制作された「立体木格子」と称する木組みを再現しています。
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。
国宝 《待庵(たいあん)》
千利休の作と伝えられ、現存する茶室建築としては日本最古の国宝《待庵》(京都府・妙喜庵)は、「わび」の思想を空間化したもので、日本文化を語る上で欠くことのできない建築の一つです。
この展示では原寸スケールで再現し、二畳の茶席やにじり口(出入口)でよく知られる極小空間を実際に中に入って体感することが出来ます。
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。
《ブックラウンジ》 丹下健三研究室《香川県庁舎間仕切り棚》ほか
剣持勇や長大作など戦後のモダニズム建築を彩ってきたデザイナーによる名作家具は、美術館に収蔵されているものも多く、通常、展覧会で展示されても手に触れることはできません。
本展では、今なお現役で使用されているこれらのオリジナルの家具を集め、実際に座ることができるラウンジを展示室内に設けています。
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