横濱三塔物語
2019-10-15


JR横浜駅の中央通路を東口に向かうと、「YOKOHAMA PORTA(横浜ポルタ)」があります。
その入り口、大階段エントランスにある見事なグラスアート。よく通る場所なのですが、グラスアートの美しさに目がいって上の方を見逃していました。
上をよく見ると、「横濱三塔」のデザインになっています。
左からジャックの塔(横浜市開港記念会館)、キングの塔(神奈川県庁本庁舎)、クイーンの塔(横浜税関)を表しています。
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見下ろすと塔の形がよく分かります。
横濱三塔のモニュメント、大階段上部スクリーン、大階段上部ステンドグラスは「PORTA横濱三塔物語」というグラスアートで、野口真理さんの作品です。
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通路に銘板が設置されていますがその上を人々が何気なく歩いていました。
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2011年。東日本大震災の年に創られました。

左からジャックの塔(高さ5.145m)、キングの塔(5.265m)、クイーンの塔(5.165m)になります。
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「横浜三塔」とは、横浜港から見える(ビルが林立する前には見えた)、キングの塔(神奈川県庁本庁舎=1928年竣工)・クイーンの塔(横浜税関=1934年竣工)・ジャックの塔(横浜市開港記念会館=1917年竣工)をいいます。
これらの建物が建った当時は他に目立つものはなく、横浜港に入港してくる船から見える目印になっていました。
「横濱三塔」の愛称は、昭和初期に外国船員がトランプのカードに見立てて呼んだことが由来と言われています。

塔の高さはキングの塔=約49m、クイーンの塔=約51m、ジャックの塔=約36mです。
現在では多くの建造物が建ってしまい、この三塔を陸地から見ることが出来る場所は限られてしまっています。
日本大通り、横浜港大さん橋国際客船ターミナル(大さん橋)、赤レンガパークという、「横濱三塔」を一望出来る3ヶ所のスポットを全て回ると願いが叶うという都市伝説があります。これが「横浜三塔物語」です。カップルで巡ると結ばれるという噂もあります。

横浜港大さん橋国際客船ターミナルから見た「横浜三塔」です。
左からキングの塔、ジャックの塔、クイーンの塔が見えます。
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この3つのスポットには目印が設けられています。

日本大通りの神奈川県庁分庁舎前の歩道。

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