百段階段「草丘の間」 ホテル雅叙園東京
2020-07-23


ホテル雅叙園東京にある「百段階段」は99段の階段が7つの部屋を繋いでいます。 下から「十畝の間」、「漁礁の間」、「草丘の間」、「静水の間」、「星光の間」、「清方の間」、「頂上の間」になります。 階段で結ばれた各部屋はそれぞれ趣向が異なり、各部屋の天井や欄間には、当時屈指の著名な画家達が創り上げた美の世界が描かれています。

百段階段」、「十畝の間(じっぽのま)」「漁礁の間(ぎょしょうのま)」に続いて、今日は「草丘の間(そうきゅうのま)です。

この部屋は元々前室と本間の2部屋だったものを一つにしたものです。
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欄間の絵を描いたのは磯部草丘という画家です。前室には近景が、奥の本間には遠景が描かれています
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前室だった壁には、太い松を中心に水辺の景色が描かれ、松の枝ぶりに見られる力強い筆は、草丘の特徴だといわれています。
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奥の本間では田園や海辺の風景画がパノラマ写真のように広がっています。
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天井画も前室と本間で絵のテーマが異なっています。前室には花、本間では鳥の絵が描かれています。
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床柱に使われているのは、中国原産の槐(えんじゅ)という木です。
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明日は一つ上の「静水の間(せいすいのま)」へ行きます。



最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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