六本木ヒルズ・森タワー53階にある森美術館で開催されている 「STARS展:現代美術のスターたち ― 日本から世界へ」 は、村上隆、李禹煥、草間彌生、宮島達男、奈良美智、杉本博司という、国際的に高い評価を得ている6人の現代アーティストのスター達の活動の軌跡を、初期作品と最新作をつなぐかたちで紹介する展覧会になっています。
会場内展示風景、「
村上 隆」に続いて、今日は「草間 彌生」の作品をアップします。紹介する作品は展示作品の一部です。
草間彌生(くさま やよい、1929年(昭和4年)3月22日〜 )は70年に及ぶキャリアの中で、多岐にわたるメディアを用いて数々の作品を発表してきました。「常同反復」や「増殖」「集積」と呼ばれる、水玉や網目模様、突起などの造形が繰り返される表現を特徴としており、これらは幼少期から度々経験する幻覚や幻聴の影響だといいます。
本展では、ニューヨークのアート・シーンに認められた1960年代から世界的に再評価された1990年代の作品、そして最新作までの変遷を通じて、草間作品に通底するコンセプトやメッセージを読み解くことができます。
《ミシガン湖》 1959年 墨汁、白胡粉(ごふん)、紙 所蔵:武田安正 62×75p
《無限の網》 1965年 油彩、キャンバス 所蔵:宮津大輔 132×152p
《無限の網》 部分
《無題(金色の椅子のオブジェ)》 1966年 詰め物入り縫製布、椅子 所蔵:高松市美術館 60×64×83p
《ピンクボート》 1992年 詰め物入り縫製布、ボート、オール 所蔵:名古屋市美術館 90×350×180cm
《芽生え》 1992年 アクリル絵具、キャンバス 所蔵:武田安正 145×336p
《芽生え》 部分
《天井よりの啓示(B)》 1993年 アクリル絵具、キャンバス 所蔵:武田安正 423×152p
《天井よりの啓示(B)》 部分
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