栄誉の殿堂入りのバラ(3)ドゥフト ボルケ(Duftwolke)
2021-05-18


イギリスのロンドンに本拠地を置き世界37ヶ国のバラ会が加盟する、世界バラ会連合(World Federation of Rose Societies)が、3年に一度「世界バラ会議」という世界大会を開催しています。
1971年にニュージーランドで第1回大会が開催され、これまで第18回大会(デンマーク・コペンハーゲン)までが開催されています。
次回第19回大会は2022年10月にオーストラリアのアデレードで、20回大会は2025年5月に日本の福山市(広島県)で開催される予定です。
第19回大会は今年(2021年)10月に開催される予定でしたが、コロナ禍の為19回と20回の開催がそれぞれ延期されました。

世界バラ会議では、1976年の第3回大会(イギリス・オックスフォード)から、毎回1品種を「栄誉の殿堂入りのバラ」として選んでいます。 (2006年の第14回大阪大会では2品種が選ばれました) 本ブログでは、「栄誉の殿堂」入りをしたバラを、第3回大会で最初の殿堂入りをした「ピース」から、順に紹介しています。
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今回は第5回大会(1981年、イスラエル・エルサレム)で選ばれた、「ドゥフト ボルケ(Duftwolke)」です。

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ドゥフト ボルケ(Duftwolke) フレグラントクラウド(Fragrant Cloud) 作出年:1963年 作出国:ドイツ(タンタウ Mathias Tantau, Jr.) 系統:ハイブリッドティー(HT:Hybrid Tea)

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「ドゥフト ボルケ(Duftwolke)」はドイツ語で「香る雲」という意味です。英名では同じ意味で「フレグラント・クラウド(Fragrant Cloud)」といいます。
名前の通り、南国のフルーツのような甘い香りが強くします。
朱赤の大輪の花を咲かせますが、春よりも秋の方が赤みが強く鮮やかな色になるといいます。
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