ピース(Peace) バラ
2022-10-12


ピース(Peace)
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作出年:1945年 作出国:フランス (メイアン Francis Meilland ) 系統:ハイブリッド ティー [ HT:Hybrid Tea ]

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咲き始めはオレンジがかったイエローが強く、開花するにつれて花びらの先にピンク色の覆輪が現れます。
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半剣弁高芯咲きの大輪の花の中心はクリームイエローになり、ホワイトからピンクへの美しいグラデーションを見せます。色の出方は一輪一輪がさまざまで、それぞれに個性が出ます。
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本品種を作出したのはフランスの有名なバラ育種家である、フランシス・メイアンです。
バラの品種改良の歴史の中で非常に評価の高い、また影響力の大きい品種で、ピースを親として作出された品種は数多く、「ピースファミリー」と呼ばれています。
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イギリスのロンドンに本拠地を置き世界37ヶ国のバラ会が加盟する、世界バラ会連合(World Federation of Rose Societies)が、3年に一度「世界バラ会議」という世界大会を開催しています。
世界バラ会議では、1976年の第3回大会(イギリス・オックスフォード)から、毎回1品種を「栄誉の殿堂入りのバラ」として選んでいます。 (2006年の第14回大阪大会では2品種が選ばれました)
第3回大会にて、記念すべき最初の「栄誉の殿堂入りのバラ」として選ばれたのが「ピース」です。
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このバラは、第2次世界大戦が終了した1945年に、世界の「平和」を願って「PIECE(ピース)」と名付けられました。
『1945年に The Cornard-Pyle co. のロバート・パイル(Robert Pyle)がベルリン陥落を記念して本品種をピースと命名して発売した。彼はこの年の国際連合の初集会において本品種を持参し、「このバラ、ピースはベルリン陥落の日パサデナで開かれた太平洋バラ協会展でかく名付けられた。われわれはこの平和のバラが人々の胸に世界平和を永久に印象づけることを希望する」との言葉を贈ったという。彼は参加49カ国の各国代表の部屋にこの言葉と共に本品種を1輪ずつ届けた。』
 ※ 『 』内はWikipediaより引用


平和を願うバラ「ピース」が贈られた国際連合も正常に機能しない状態で、ロシアによるウクライナへの悲惨な攻撃が連日のように報じられています。
平和を願う花が世界中に咲き乱れることを祈って・・・・・
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