双子パンダの別れ
2024-04-12


昨年(2023年)3月20日から親離れをして2頭で仲良く暮らしていた上野動物園の双子パンダは、4月14日(日)の展示を最後に離れて展示されることになりました。

前からあった低いやぐらの上に、新しく高いやぐらが作られました。その2つのやぐらの間で、頭を天井にぶつけながらシャオシャオとレイレイがじゃれ合っています。
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下に降りてきた2頭は、仲良く竹を食べ始めました。向かって左がオスの「シャオシャオ(暁暁、Xiao Xiao)」、右がメスの「レイレイ(蕾蕾、Lei Lei )」です。
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シャオシャオ「ねぇ、遊ぼうよ〜」  レイレイ「今、ご販食べてるの!」
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シャオシャオ「遊ぼうよ〜」  レイレイ「ご飯食べてるんだったらぁ。あっち行ってよ!」
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シャオシャオ「遊んでくれなきゃ、乗っかっちゃうぞ〜」  レイレイ「いててて〜」
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レイレイ「も〜、シャオシャオったら加減を知らないんだから・・・」
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それでも、座って竹を食べているシャオシャオの周りをうろつくレイレイでした。
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こんなに仲のいい2頭ですが、体が大きくなるにつれ じゃれ合いの激しさが増し、一方が他方を嫌がる素振りが見られ始めています。このまま同居を続けると怪我をする恐れがあるため、3歳を迎える前に2頭を別々に飼育することになったということです。
3月15日の測定で、シャオシャオは72.6s、レイレイは76.3sになっていました。
(ジャイアントパンダは群れをつくらず単独で生活をする動物で、野生の場合通常、子は1歳半から2歳にさしかかる時期に親離れをし、ひとり立ちします。シャオシャオとレイレイについては、親離れ後も良好な関係を保っているので、2歳を過ぎても一緒に暮らしてきました。)

甘えん坊のシャオシャオと、それをお姉さんの様に見守ってきたマイペースなレイレイ。 離れ離れになると寂しいですね。



最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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