傷んだバラの花びらに居た小さな虫。
どうやらサシガメの仲間らしい。サシガメといっても「亀」ではなくて「カメムシ」の仲間。あの臭い匂いを発する「カメムシ」です。
調べてみると、サシガメは漢字で書くと「刺椿象」又は「刺亀虫」で、「刺すカメムシ」ということになります。
一般のカメムシ類とは異なり肉食性で、ヒトなどから吸血する種の一部は感染症の媒介者ともなり、シャーガス病の原因になると書かれています。
シャーガス病というのは、トリパノソーマ・クルージという原虫 の感染を原因とする人獣共通感染症だそうです。寄生虫は心臓の筋肉にまで侵入し、最悪のケースで急性心不全にいたることもあるとか。怖いですね。
見た目も気持ち悪い虫なので、1枚写真を撮ってすぐに離れました。
ピントがバラの花の方に合ってしまって、サシガメの顔がボケています。
こういうのを「後ピン(アトピン)」と言うそうです。 大谷選手の愛犬は「デコピン」です。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
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