2025-05-30
1966年のヴェネツィア・ビエンナーレで、ジャルディーニ会場の芝生に大量のミラーボールを敷き詰め、世界的注目を集めることになった作品《ナルシスの庭》です。
瀬戸内海に浮かぶ現代アートの島・直島にある「ベネッセアートサイト直島」のアート・ギャラリー「ヴァレーギャラリー」では、建築家・安藤忠雄が設計した建造物とコラボレーションして展示されています。
当館では屋上に展示され、《ナルシスの庭》の向こうに新宿の街並みを見ることが出来ます。
草間彌生(YAYOI KUSAMA)《ナルシスの庭》 1966年/2025年 ステンレス 各φ18cm
エレベーターの中もミラー張りで、たくさんの赤い水玉が浮かんでいました。
鏡は「自己消滅」へと至る、無限の反復と増幅を生み出す装置として、草間彌生の作品の中で多く使用されています。
草間彌生美術館の企画展は、2017年10月から始まった開館記念展から15回目を数えますが、展覧会図録はサイズが統一されているので、書棚にきれいに並びます。
図録のデザインは《ピンク・ドッツ――星の墓場で眠りたい》。 ピンクのドットで目がチカチカします。
草間彌生(YAYOI KUSAMA)「宇宙からの音響」開催概要
開催期間:2025年4月24日(木)〜 8月31日(日)
開館日:木・金・土・日曜日および国民の祝日
休館日:月・火・水曜日(祝日を除く)
開館時間:11:00〓17:30
※日時指定予約制 毎月1日10:00(日本時間)に翌々月分のチケット販売を開始
観覧料金:一般 1,100円 小中高生 600円 未就学児無料
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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